2015年10月13日
こちらのオフィスのエントランスパースは今から8年前の2007年、CGのレンダリングに初めてグローバルイルミネーションを使用した思い出深いパースです。グローバルイルミネーションとは、光源から発せられた光が物体に当たり、吸収、反射する計算まで行う描画方法で、現実の光の振る舞いに近く、リアルな描画になります。それまでは、光の二次反射を計算しないローカルイルミネーションで画像を出力した後、フォトショップで陰影をレタッチするという方法で、絵を描いてる感覚に近かったです。今見るとそんなにたいした出来ではないものの、当時は確かな手応えを感じ、感無量だったことを覚えています。